2008年1月31日 (木)

ヘルシンキの街を歩く

Finland B099

Finland B100

Finland B097

Finland B101

Finland B124
Helsinki, Finland / Canon EOS 40D


のんびりと続けてしまったフィンランド編最終回でございます。

フィンランド滞在の最後の日、廻りたかったスポットは、
まだまだ沢山残っていたのだけれど、時間は逆にあまり残されてはいなかったのでした。
一先ず、目的地を見所の多い港付近の方角に絞って、
残された時間をできるだけ有効に使おうと言うことに決めました。
帰国支度を済ませたスーツケースはホテルのラッゲージスペースに預け、いざ出発。

ホテルを出てすぐに、何度も通っている大通りをまた歩くのもつまらないし、
その頃には異国の地への警戒心もすっかり無くなっていたので、勢い、目の前の裏道を歩くことに決定。
イメージした方角へ歩いて行けば、海沿いにたどりつくはず…。
と、かなりアバウトな発想ではありましたが、どんどんと歩みを進めたのでした。

人通りの多い大通りばかりを歩いていたためか静かな裏通りは新鮮で、
所々に人々の生活する姿を垣間見れたりして、発見の多い素敵な時間になりました。
と、素敵な街並にウットリしていたら、お約束のように道に迷っておりました。
行けども行けども海は現われず、塩の香りすら漂って来ないのには、
ウットリ気分もだんだん焦りに変わって来ます。
地図を見ても現在地はよく分からず、なんとかなるさ的に方向修正…。

結局、なんとかなりました。ホッ。
写真はそんなブラブラ歩きの道中から…。


短い滞在ではありましたが、フィンランド人たちの気質には、
少し昔の日本人が持っていたようなシャイで、やさしいものを感じました。
異国の地にいるのに、何となく懐かしいような、ホッとするような、
そんなやさしい空気が漂っている気がします。
たぶん、ヨーロッパの他の国と比べると、歴史を感じさせるような背景や場所などは少ないかもしれません。
けれど、あの独特な空気にはまた触れたいなと思わせる何かがありました。
今度は夏の風景を見に行くぞ、と心に誓ったのでした。


帰国の途中、ロシア上空辺りでオーロラを見ることができました。
滞在中、ずっと天候に恵まれなかったので、神様がくれたオマケでしょうか?
旅の良い締めくくりでありました。


ブログランキング・にほんブログ村へ


| | コメント (10) | トラックバック (0)

2008年1月30日 (水)

ヘルシンキお立寄りスポット

Finland B090
Helsinki, Finland / Canon EOS 40D

カフェスオミ

かもめ食堂の舞台となったカフェです。
映画のセットとは少し違った内装になっていますが、あの雰囲気は味わえます。
とにかく日本人が多いです。私たちの時は1/3が日本人で埋まってました。

フィンランドでは街を歩いてもめったに日本人と出会いませんが、
マリメッコやアラビアやこのカフェスオミなど、
日本の雑誌などで紹介されているお店に行くと、必ず日本人がいます。不思議です。

このカフェはレジでオーダーすると、メインのお料理以外はセルフサービスになっています。
日本語メニューもあるんですが、レジ係の美人のお姉さんが(ややうんざりした顔で)説明してくれます。
モタモタしていると、やっぱりうんざりした顔なんだけれど、すごく丁寧に教えてくれます。
日本人客って面倒なんだろうなぁと、少し恐縮していたら、
他の国の客にもっと面倒くさそうに対応していたので、
どうやらお姉さんの性格の問題のようです。

あっ、肝心のお料理ですが、やっぱり量は半端なく多いですが、とっても美味しかったです。
正直言うとフィンランドでいただいたものの中で一番美味しかったと思います。

このお店を出て、最寄りの停留所でトラム(路面電車)を待つ間、地図を眺めていたら、
「困っているなら、助けましょうか」と、サラッと声をかけてくれる現地のお兄さんに出会いました。
カッコいいです。

カフェのお姉さんもそうですが、フィンランドの方々はシャイだけど
親切な人が多いなぁという印象を個人的には持ちました。
それに比べると自分達も含めて、日本人は必要以上に周りを警戒しているように見えます。
変な国民性だと思います…。


Finland B095
Helsinki, Finland / GX100

テンペリアウキオ教会

すごく訪れたかった場所です。岩でできた教会で、外から見ると小さな岩山です。
中は露出した岩肌とパターン化された美しい窓で構成されていて、
一般的な教会とはかなり違って見えるのだけれど、厳粛な空気を強く感じました。

しかしながら、ここを訪れる直前あたりから天候が悪化。
何か罪深いことでもしてしまったのでしょうか?


Finland B117
Helsinki, Finland / GX100

Finland B119
Helsinki, Finland / Canon EOS 40D

ウスペンスキ寺院

ヘルシンキは首都に制定されたのが、他の北欧諸国の首都と比べると日が浅いのと、
王族みたいなものがないので、派手な王宮などなく街並もシンプルだったりします。
その中にあって、ロシア統治下でその影響を強く受けたこの寺院は、ものすごく荘厳で圧倒的されます。
ここで色々な歴史が刻まれて来たのかと思うと、ロマンチックな気分に浸れます。


Finland B125
Helsinki, Finland / Canon EOS 40D

ストックマン

たぶん、フィンランドで一番大きな百貨店だと思います。
とてもたくさんのお店と商品が並んでいますが、カジュアルなお土産を買うなら、スーパーの方が楽しいです。
ちょっとまともなお土産だとショッピングモールか、郵便局の方が楽しいです。
なので、あんまり出番はなかったです。


Finland B123
Helsinki, Finland / Canon EOS 40D

ヘルシンキ大聖堂

ヘルシンキがテーマになっているポストカードの多くでモチーフにされているシンボル的な建物です。
白く美しい聖堂から巨大な階段を下りると元老院広場が広がっています。
ポストカードでは鮮やかな青い空を背景にのどかに太陽の日差しを浴びて
たたずむ人たちが写っていることが多いのですが、
私たちの訪れたときは雪混じりの雨が降り、グレーイッシュな寒々しい風景だったのでした。
ネロとパトラトシュの気配を感じた気がします。


Finland B127
Helsinki, Finland / Canon EOS 40D

ヘルシンキ中央駅

ヘルシンキがテーマになっているポストカードの多くでモチーフにされているシンボル的な建物です。
フィンランドの主要都市への陸路の要です。
海外の鉄道の駅は、日本と比べると何だか薄暗くて巨大に感じます。
この駅も例外でなく重量感がありました。
残念ながら、今回の旅では列車に乗る機会はありませんでしたが、
次の機会があれば、ぜひプランに加えたいと思います。
そんなロマンを感じさせてくれる場所ではありましたが、
ちょっぴりニオイのきつい場所でもありました。


ブログランキング・にほんブログ村へ


| | コメント (4) | トラックバック (0)

2008年1月25日 (金)

マーケットにて

Finland B089
Helsinki, Finland / GX100


フィンランドの食材と言えば、サーモンにニシンにアイスクリーム、トナカイ…などなど。
そんな名産品や名物料理などが集まっているのが、ここ屋内マーケットであります。
この季節は閑散としている屋外のマーケットとは違って、こちらはそこそこ賑わっています。
他で買うより少し値段が高いような気がしますが、それも観光地価格のご愛嬌でしょうか…。
体育館みたいな場所にたくさんの屋台が2列、直線状に並んでいて、
ただ見て回るだけでも十分楽しい場所でありました。
屋外のマーケットとも目と鼻の先なので、夏場の晴れた日に来ることができれば、
ツマミ食いをたくさんしながら歩けて、きっと楽しいに違いないです。

Finland B088
Helsinki, Finland / GX100


さて、日本人の主食と言えばご飯ですが、こちらではポテトを出されることが多かったです。
一番よく見かけたのはマッシュポテト。
ワタシはこれが大の苦手(他のポテト料理は大好き)でありまして、
こちらの人がバクバクと大量に口に運んでいるのを見て背筋が凍る思いがしたのでした。
お皿いっぱいのマッシュポテトの上にトナカイのお肉がのっているものや、
サーモンがのっているものなどを見かけました。
スープにもゴロゴロとポテトが入っていることが多かったですね。
この季節だと冷えた体を温めるのに最高です。

Finland B104
Helsinki, Finland / GX100


フィンランドでは、お酒はビール類だとスーパーでも買えるのですが、
その他の酒類は「アルコ」というリカーショップでしか買うことが出来ません。
一度、スーパーで買い物をした時に酒類は重いので一番最後に買おうと後回しにしていたら、
アルコールのコーナーだけがシャッターが閉まってしまい、買えなくなっていました。
24時間コンビニなどでお酒の買える日本だとあまり見かけない光景ですが、
コンビニのドリンクの冷蔵庫だけシャッターが閉まっているイメージです。
夜の9時を過ぎると買えなくなるんですね。
スーパーの営業時間が10時までだったので油断していました。

Finland B103
Helsinki, Finland / GX100


恐ろしいマッシュポテト(好きな人、ごめんなさい。)と、
とにかく何でもかんでも量が多いことを除けば、
フィンランドで頂いたほとんどの食材やお料理は美味しいかったです。
特にホテルの朝食は、パン好きのワタシにはたまらないほど、たくさんの種類のパンに囲まれて幸せでした。
バター、チーズ、ヨーグルトに牛乳…と乳製品も豊富で、どれもこれも美味しゅうございました。

Finland B111
Helsinki, Finland / GX100


私たちは、欲張りな上に貧乏性なので、
ついつい出された食べ物を残さず食べなきゃいけない気がして、全部平らげようとしてしまいます。
とにかく量が多いので食べ終わる頃には、お腹だけでなく顔面の皮まで引きつってました。
美味しいものは、私たちにはとっても罪なのでありました。

Finland B112
Helsinki, Finland / GX100


ブログランキング・にほんブログ村へ


| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年1月16日 (水)

傘と自転車

Finland B113

Finland B084

Finland B083

Finland B122
Helsinki, Finland / Canon EOS 40D


欧米の人たちって「傘」をあんまりささないんですよね。
小雨程度では、まず傘をさしている人を見かけないです。

日本だとボクサーと怪しい人くらいしか
利用していない印象のあるパーカーやコートのフードを
割と積極的に使っているような気がします。

少々雨足が強くなっても、慌てないと言うか、
落ち着いて屋根のあるところで雨宿りをしている印象があります。
国民性の違いを意識する瞬間です。

違いと言うと、自転車を取り巻く環境もスマートな感じでした。
自転車のデザイン自体も何だかシンプルでスマートだし、
日本の駅前ではよく見かける風景である
見苦しい違法駐輪の山みたいなものは一度も見かけませんでした。
駅前の最も賑わっているエリアには自転車道路が整備されているし、
さり気なく駐輪スタンド(写真を撮ってくるのを忘れたのだけど)が並んでいて、
自転車が留められている姿はこれまたちょっとお洒落なのでした。

ガイドブックに載っている風景も素敵ではあるのだけど、
そんなちょっとした違いとか、
面白いところ良いところを発見するのも
旅の楽しみだなぁと思ったのでありました。


ブログランキング・にほんブログ村へ


| | コメント (4) | トラックバック (0)

2008年1月15日 (火)

港と石畳

Finland B085

Finland B076

Finland B079

Finland B080
Helsinki, Finland / Canon EOS 40D


フィンランドへ出発する前に、
「かもめ食堂」という映画を予習?のために観ました。
小林聡美扮する主人公がヘルシンキで食堂を営むという設定で、
何ともゆる〜いお話なのですが、
そのゆるさが心を解きほぐしてくれるようで、
観た後にホンワカした気分にしてくれる素敵な映画なのであります。

そんな印象を残した作品だったこともあって、
映画の中に登場する場所をチェックしたい
という気持ちになるのは至極当然なのでありました。

で、まず行ったのが港周辺。
暖かい季節であれば、この周辺ではマーケットが開かれて
沢山の露店が並んで賑わうそうです。
けれど、この日は御覧の通り閑散としていて、
露店も3〜4店ほどが出ているのみでした。
風景的には、寂しさ満点ではありましたが、
初ヨーロッパ(?)の空気は十分堪能できました。

それにしても、港の周辺を歩いていると
足元に注意していないとつまずいてしまうことがありました。
石畳が敷き詰められているところが多いのですが、
何とも手作り感の強い石畳なのです。
ごく稀につまずいた拍子にめくれ上がってしまったりして、
ゆるいなぁと思いながら足で踏み固めたりしたのでした。
けれど、雨に濡れて微妙に艶っぽくなっている石畳は、
日本の情緒とはまた違う趣があって
とても写欲をそそる背景なのでした。


ブログランキング・にほんブログ村へ


| | コメント (6) | トラックバック (0)

2008年1月10日 (木)

グレーの街

Finland B078

Finland B082

Finland B071

Finland B073
Helsinki, Finland / Canon EOS 40D


首都ヘルシンキには、時間にして36時間あまり居たと思うのですが、
ずっと雪か雨、それも風を伴って強く降る時もあって、
なかなか思うようにカメラを取り出すこともできずにいたのでした。

その間、この街をイメージする言葉として頭に浮かんだのは「グレーの街」。

雨風が小降りになるタイミングを見計らって、
シャッターを切ってみるも何となくイメージと違う気がするのです。
少し考えて露出補正をアンダー側にしてみました。マイナス一段アンダー。
やっぱりグレーな世界なのですね。

晴れていれば、もう少し日照時間も長かったかもしれませんが、
1日のうち6時間程しか、明るい時間はありませんでした。
しかも、緯度の高いこの国の冬は冷たく暗く、とても長いのだそうです。
帰国して読んだ本によると
11月はフィンランドの人たちも忌み嫌う陰欝な季節なのだとか…。

この街の春をぜひ見てみたい…そう思ったのでした。


ブログランキング・にほんブログ村へ


| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年1月 9日 (水)

ヘルシンキ空港にて

Finland B061

Finland B062

Finland B060
Vantaa, Finland / RICOH Caplio GX100


フィンランド最北の空港から3時間半程で、
首都ヘルシンキに近いヴァンター空港に到着します。

目の前に広がる近代的な空間と、
先程までの大自然空港を比べてしまうと、
三丁目の夕日的な前時代感を感じてしまいます。
しかもこの空港には、成田と比べても何となく洗練されていると言うか、
スマートと言うか、少しレイアウトや空間に
ゆとりがあるような印象があるんですね。
成田の方が何となくきっちりし過ぎて事務的な感じですね。
良くも悪くも日本ぽい…。

そんな余裕のある国民性のせいなのか、
飛行機が遅れた上にバッゲージクレームになかなか荷物が出てきません。
大人もややイライラ気味ですが、
子供たちに落ち着きがなくなってウロウロし始めました。
写真はそんな風景から…。


ブログランキング・にほんブログ村へ


| | コメント (4) | トラックバック (0)

2008年1月 8日 (火)

美しい川

Finland B057

Finland B058

Finland B059
Ivalo, Finland / RICOH Caplio GX100


離陸予定時間を過ぎたあたりでようやく入って来た飛行機は、
だだっ広い滑走路にポツンと小さく見えました。
空港に飛行機は国内線用の小さな機体が全部で3機のみ。
除雪されてそこだけ黒く川のように見える滑走路、
その両側に雪で覆われた白い川原のように見える地面が、
森と森の間を延々と続いているように見えたのでした。

空港のそばで育ったワタシには、
空港と言えばアスファルトやコンクリートで囲まれた場所
というイメージしかないのですが、
そこは自然の威厳の強く残る美しい場所に見えたのでした。

とは言うものの、乗り込もうとしている国内線は全ての座席が「自由席」。
良い席は早い者勝ちということで、のんびりと眺めている暇もなく、
撮影も移動もけっこう必死だったのでした。


ブログランキング・にほんブログ村へ


| | コメント (4) | トラックバック (0)

2008年1月 6日 (日)

イヴァロ空港にて

Finland B052

Finland B053

Finland B054

Finland B055

Finland B056
Ivalo, Finland / RICOH Caplio GX100


イヴァロ空港は、フィンランド最北の空港であります。
小さな空港は、そののんびりした見た目とは違って
ヘルシンキ行きの飛行機を待つ旅行者で賑わっていました。

北欧の北部のラップランドにはトナカイの放牧を
生業として生活するサーミ人という少数民族がいます。
その衣装を着たおじさんと本物のトナカイが、
旅行者のリクエストに応えて記念写真に付き合っていました。
なかなかやって来ない飛行機へのイライラ紛らわせるための
サービスだったのかもしれません。


ブログランキング・にほんブログ村へ


| | コメント (6) | トラックバック (0)

2008年1月 2日 (水)

今年もヨロシクお願いします。

Finland B050

Finland B051
Saariselka, Finland / RICOH Caplio GX100


明けまして、おめでとうございます。

昨年中は、拙作ばかりのこのブログに
広い心でお付き合いくださいました方々、
心からお礼申し上げます。
今年は、一歩でも進歩が見られるよう
精進する心積もりではおりますが、
さらにさらに広い心でお付き合い頂きますよう
お願い申し上げます。




写真は、フィンランドでのホテルのバルコニーからの日の出風景です。
どちらかの写真にリスらしい小動物が写っているはずなんですが、
自分で撮った写真なのに見失ってしまいました。

そのリスさんですが、私たちがお土産用に購入して、
冷やしておこうとバルコニーに出しておいたチョコレートを、
見事に盗み食いしてくれました。
無惨に食い散らかされた現場を見た時には、
「このヤロー」と思いましたが、
雪の木立の間をチョコマカと走り回り、
木の枝から枝へ器用に飛び移る姿を見つけた時には、
その可愛さに負けてしまいました。

可愛いもの恐るべしです。


ブログランキング・にほんブログ村へ


| | コメント (12) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧